地盤調査

地盤調査

住宅を建てる際には事前の地盤調査は欠かせません。調査方法にはもっともポピュラーなSWS試験 (スウェーデン式サウンディング 試験)や、より詳細なデータが必要なときにはボーリング調査という手法を採用しますが、どこに調査を依頼するかも重要な要素であると思っています。「地盤調査を専門に行う会社」と「地盤改良工事が専門であるが調査も行う会社」がありますが、お施主さんには出来る限り前者を勧めています(前者の方が調査費用が5万程度割高)。理由としては、地盤改良をする必要があるかないか判断が分かれる微妙な判定結果がでた場合、(ケースbyケースではありますが)概ね前者の場合は改良をしないで済む方法を客観的な立場で提案して頂くことが多く、逆に後者の場合は地盤改良を行う必要があると判断を下されることがよくあるからです。地盤改良を行うと50万~100万くらい費用が発生しますので、計画に大きく影響してきます。ただし、もちろん各社メリットデメリットがありますので、お施主さんにはその都度丁寧に説明をし、どこに依頼するかご相談させて頂いています。今回前者で行った調査も例のごとく微妙な判定結果が出てしまいましたが、なんとか地盤改良をしなくて済みそうです。

ショールーム見学

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先週末は「だんだんの家」の打合せ後に、外苑前のサンワカンパニーのショールームへお施主さんと一緒に見学してきました。こちらのショールームには初めて伺いましたが、タイルなどよく使用させていただいています。ロウコストなものからハイコストな商品まで幅広く取り扱っており、デザイン性もなかなかクオリティーの高いものが揃っています。しかし、カタログでは伝わりにくい質感や機能性は、やはり実物を見ないと分かりません。昨日もお施主さんが希望していたキッチンを拝見しましたが、どうやらイメージしていたものと違った様子。キッチンに限らず、これから長い時間を共に過ごすもの。ゆっくりじっくり吟味して、愛着の持てるものを一緒に探して行きましょう!

鎌倉テラスの家 配筋検査

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昨日は大雨洪水警報が発令する中、配筋検査を行いました。配筋検査はコンクリートで埋まってしまう前に配筋が図面通りに組まれているかをチェックする大事な検査です。細かい部分での指摘はありましたが、無事に次の工程に入っていきます。今回の検査は我々設計事務所と工務店さらに構造事務所の3社で行いました。その他に瑕疵担保保険の第三者機関のチェックも入ります。このような3重、4重のチェックが我々設計事務所にご依頼していただくメリットの一つであると思います。

作業は続々と

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昨日は構造事務所でプレカット打合せ、今日は工務店で工程会議。事務所に戻って施工図チェック。慌ただしい日々が続きますが、建て方に向けて現場以外でも作業は進んでいます。

戸建リノベーション@小岩 プレゼンテーション

ご相談を受けている江戸川区小岩の戸建リノベーション。昨日、プレゼンテーションを行いました。計画は屋外と屋内の改装ですが、まずは屋外プランの提案を行いました。お施主さんからの要望は「少し手を加えることで今の家の印象を変えたい!」ということでした。1階部分に箱型のボリューム(グレー色の部分)を挿入させ、箱の内部空間をテラススペースとして活用する、というシンプルな計画をご提案し、お施主さんには大変気に入って頂きました。来春着工を目標に計画を進めていきます。

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オリーブの木

「鎌倉テラスの家」のシンボルツリーであるオリーブの木をお施主さんと造園家と一緒に横浜市内の畑へ見学してきました。大小さまざまあるオリーブの中で、庭のサイズにあった樹形の良いものを無事に見つけることができました。この冬にしっかりと根が張るように今のうちから根回しの準備に入ります。畑にはオリーブの他にも和洋さまざまな植栽がたくさんあり、炎天下とヤブ蚊に囲まれた中での見学でしたが十分に楽しむことができました。Oさん、Bさん、暑い中お疲れ様でした!IMG_000555 IMG_0008 IMG_0003 IMG_000999

だんだんの家 プレゼンテーション

半年ほど前から計画を進めている埼玉県和光市の住宅「だんだんの家」。じっくり時間をかけてヒヤリングと打合せを重ね、本日ようやくプレゼンテーションを行いました。プランはこれまでの打合せで概ねまとまっていましたが、改めて模型やイメージパースを作成し立体空間としてのイメージ提案を行いました。お施主さんには大変喜んでいただき、若干の修正はありますがこの方向で進めることとなりそうです。敷地は約35坪の旗竿地。アプローチ部分を除くと24坪ほどしかありませんが、用途地域が第一種中高層であるため、スキップフロアやロフトを設け立体的に空間を余すところなく活用し、高さを最大限生かしたプランとしました。また、旗竿地特有の通風や日当たりの悪さ、プライバシーを確保するためにコートテラスを設け、新しい都市型住宅としての提案を行いました。諸条件により工事着工まで1年ほど期間がありますが、気を緩めることなく設計を進めて参ります。

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風をつかまえる

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窓の位置を検討する際に参考にしているデータがあります。建築省エネ機構が公開している気象データ。該当敷地付近の平均気温や平均風速はもちろんのこと、月別の風向きがグラフで分かりやすく記載されています。しかも起居時(7~22時)・就寝時(23~6時)の2パターンがあり、寝室の窓位置を検討する際にも便利です。自然の風をいかに上手につかまえるか。現地調査だけでなく、このような気象データもうまく使いながら設計を進めています。

「鎌倉テラスの家」地鎮祭

本日は「鎌倉テラスの家」の地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭とは、工事着手の前に行う 「安全を祈願する儀式」 のことで、
1.土地の神様や工事の守護神を祀る(まつる)こと
2.敷地(土地)の汚れを清めること
3.工事の無事進行
4.永遠の加護を祈願する
これらのことを願う儀式です。

清々しい天気の中で行われ、とても晴れやかな気持ちになりました。
いよいよ週明けから本格的に工事が始まります。

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「鎌倉テラスの家」工事契約

この週末に「鎌倉テラスの家」の工事契約を行いました。見積りは当初の予算より1割ほどオーバーしましたが、我々の詳細な見積精査と工務店さんの協力により設計変更をしないで契約可能な金額まで圧縮することができました。いよいよ今週末には地鎮祭。そして来年1月末の竣工目指して、しっかりと監理していきます。今回の工務店は大同工業さん。一緒に良いものづくりができるようどうぞよろしくお願い致します。

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イメージの共有

現在、埼玉県和光市で戸建ての計画を進めています。敷地は旗竿地。光と風をどのように内部に取り込むかが大きなテーマではありますが、採光のイメージをクライアントにプレゼン(共有)するのはなかなか難しい。今回はパースや日影シュミレーションなどを駆使し、冬至・春(秋)分・夏至、さらに朝から夕方までのパターンを作成し、時間の移り変わりによる変化が伝わるような試みを行いました。光の感じ方は肌感覚が大切であるとは思いますが、今回のようにデジタルもうまく使いながら、スムーズにイメージの共有ができるようこれからも色々な方法を模索して行きたいと思います。
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鎌倉テラスの家 実施設計完了

「鎌倉テラスの家」はようやく実施設計が完了し、先日工務店に見積の依頼を行いました。今回は床面積が広く、大開口による複雑な構造、初めて使う素材や設備など、むずかしい納まりや取り合いが多くあり実施設計に約6ヶ月の期間を要しましたが、かなり密度の濃い設計が出来たと思います。また、独立して最初の住宅設計ということで初めてのチャレンジが多く、今後の自分の活動にとって重要な指針となると考えています。見積もりが出てくるまで気が休まりませんが、さっそく次のプロジェクトに取り掛かります。IMG_4767

ショールーム巡り

昨年末のことですが、実施設計中の「鎌倉テラスの家」に購入予定の家具や浴槽を検討するためお施主さんと一緒に南青山付近のショールームを廻りました。内装のマテリアルサンプルを持参し、家具の素材や生地の組み合わせを念入りに打合せ。無数の組み合わせがある中、躊躇なく選んでいくお施主さんの決断力とセンスの良さに脱帽。ますます完成が楽しみです。今回は広いテラスに小川のせせらぎを楽しめる贅沢なジャグジーも設置する予定です。IMG_4383 IMG_4389 IMG_4390 IMG_4004

サイン

現在、実施設計中の「鎌倉テラスの家」で構造設計をお願いしている構造家山田憲明さんが著書を出版されました。早速購入させて頂き、山田さんとの打合せのときにちゃっかりサインを要求。「こうゆうの苦手なんだよねー」と言いながら、サラッと書き上げた山田さん(笑)。素敵なサイン、ありがとうございました。

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仙台へ

週末から仙台へ。昨年から足しげく通ってきた仙台ですが、今回で一段落となりそうです。始めは縁もゆかりも無い土地でしたが、新しい出会いに恵まれ、とても密度の濃い経験をさせていただきました。最後はいつものメンバーで一杯。同世代の所為か、このメンバーと話をしているとずっと昔から知り合いだったような感覚に陥ります。仕事のこと、子供のこと、将来のことなど話は尽きることなく、いつも夜更けまで語り合っていました。仕事仲間であり同志でもあるこの素晴らしい方々との出会いに心から感謝し、今後も仙台と東京でお互い刺激しあいながらものづくりをしていければと思っています。皆様これからも宜しくお願いします。

翌日は一人、松島・石巻まで足を延ばしました。松島にある「五大堂」は伊達政宗が建立させた東北最古の桃山建築のようですが、整然と並んだ屋根垂木、品のあるシルバー色の木の質感がとても美しい。img_4347img_4365img_4362

こちらは石巻の日和山公園。震災の傷跡はまだまだ色濃く残る。img_4323img_4325img_4327

鎌倉テラスの家

先月から計画を進めている鎌倉の住宅「鎌倉テラスの家」の基本プランがまとまり、実施設計に移ろうとしています。敷地は鶴岡八幡宮から程近い緑豊かな景勝地で、敷地北側には古くから残る小川があります。小川は敷地より随分下方を流れているため直接眺めることはできませんが、この心地良いせせらぎを楽しめる贅沢な週末住宅を計画しています。構造家山田憲明氏の協力のもと、2階LDKには3間×4間のL字型大開口を実現し、33畳のLDKと14畳のテラスを一体化させるとともに外部ロケーションを室内に取り込んでいます。また、岩盤に囲まれた敷地は古くから鎌倉石が採掘できたそうで(現在は採掘していない)土地の記憶を継承する上で、建物の一部に削り出しの石を用いる計画としました。まだまだ課題は山積みですが一つ一つ丁寧に紐解いていきたいと思います。kamakuraプレゼン kamakuraプレゼン2 kamakuraプレゼン3

山形 デンタルクリニック 現場-4

昨日は山形のデンタルクリニックの引渡しでした。上棟してから約3ヶ月・・。
本当に短期間の工事でしたが各関係者様の多大なる努力の結集で無事にこの日を迎えることができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。建築工事は完了しましたが、7月末のオープンに向けてこれから待合室の家具や歯科ユニットなど医療機器の設置、外構工事、それからスタッフさんのトレーニングなどが始まります。IMG_0186

外観(エントランス)

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待合室/吹き抜けには特大ペンダントを設置、外部からのアイキャッチとした。家具は後日設置。写真 奥は受付と物販コーナー。2階にはセミナールームやスタッフルームなどがある。

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キッズルーム/イラストレータ 鈴木さや香氏による森をイメージしたオリジナルのイラスト。イラストは上に行くほど小さくし、広さ5畳×高さ6mの筒状空間を活かしたデザインとした。

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診療室/計8区画のケアルームはオリジナルデザインのパネルカーテンとガラスフィルムで緩く遮るように心掛けた。センター什器は高密度な機能を必要としたが、シンプルで方向性を持たないデザインとし、重量感を感じさせない軽やかなものとした。

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鎌倉

5月は怒涛の一ヶ月でした。
毎週末仙台で住宅の打合せ。お施主さんと打合せを重ね、ようやく実施図面がまとまりました。ほっと一息つくも束の間、新規のご相談を受けている鎌倉の現場へ。場所は鶴岡八幡宮から程近く、鎌倉の文化を間近で感じることができる自然に囲まれた贅沢な敷地です。敷地の隣には小川が流れていて、このせせらぎをどう建物に取り込むかが一つのテーマになりそうです。IMG_0006

山形 デンタルクリニック 現場-3

 先日の現場の様子。IMG_0002 IMG_00091木工事もいよいよ佳境に入ってきました。3月末に上棟してまだ2ヶ月ほどですが、大きなトラブルもなく着々と工事は進んでいます。
IMG_0019分電盤が設置される部分には滝のような配線が・・・。住宅と規模の違いがよく分かります。IMG_5814現場打合せの後、院長先生とお世話になっているデザインホームの濱田社長と地元のお店へご一緒させて頂きました。大変美味しいお料理とお酒とともに仕事のことからプライベートな話まで楽しいひと時を過ごさせて頂きました。ありがとうございました!

山形 デンタルクリニック 現場-2

昨日の現場の様子。建て方が無事に完了し、外壁・サッシがどんどん納まってきています。そして大工さんが随時10人も入り、ものすごいスピードで現場は進んでおります!内部空間も同時に進められ、空間スケールが感じ取れるようになってきました。今だ聞き慣れない山形弁が飛び交う現場ですが、7月末の竣工に向けて皆さん引き続き宜しくお願いします。(ちょうど桜が満開のタイミングで、今年は2度満開を満喫できました。)IMG_0005 IMG_0009