鎌倉テラスの家 オープンハウス終了

先週末「鎌倉テラスの家」のオープンハウスを行いました。期間中は天気にも恵まれ、桜が咲き始めた鎌倉の街は大変な賑わいでした。そんな中、独立して初めてのオープンハウスにも関わらず、80名を越す大勢の方々にお越し頂き、遠方からは仙台や京都からも駆け付けていただきました。ご来場下さいました皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

「鎌倉テラスの家」は計画から竣工までおよそ2年を費やしました。計画当初からリビングに置くソファーや吹き抜けのペンダント照明、寝室のベッドや水廻り設備などがクライアントさんから提示され、それらが収まるのはもちろんのこと、空間が主張しすぎないように素材や色・質感を構築していきました。指定のプロダクトはどれも上質でハイエンドなものが多いため、空間はニュートラルな色調でありながら重厚な質感の素材を用いることでバランスのとれた住宅になったのではないかと感じています。

こうして無事竣工を迎えることができたのも、クライアントのOさんをはじめ、工務店さんや様々な関係者さまの多大なるご協力のお陰です。本当にありがとうございました。そしてOさん、ご竣工おめでとうございます。独立して間もない私たちにこのような素晴らしい機会をくださいましたこと、改めて心よりお礼申し上げます。打合せでのご主人の決断力と奥様の心温まる気配りに何度も私たちは助けられました。

竣工後、ご主人からこんな激励のメッセージをいただきました。『貴方達2人の感性、及びきめ細かい対応には「唯一無二」の可能性を感じております。持ち前の「きめ細かな対応」と「良いセンス」で吉里さんの世界観を世に広めて下さい。』 住宅は竣工して終わりではなく、住んでからが本当の意味での評価が表れるものです。暮らしやすさ、安全性、そういったあらゆる側面から今後もOさんからの忌憚ないご意見をいただければと思っております。そしてこれからもさらに身を引き締めて、精進してまいりますので、引き続きどうか末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
IMG_0036
IMG_6642IMG_0030low_kamakura_terrace (6)low_kamakura_terrace (7)DSCF2455DSCF2444low_kamakura_terrace (10)low_kamakura_terrace (11)DSCF2313low_kamakura_terrace (1)

鎌倉テラスの家 施主設計検査

昨年6月に工事が始まった鎌倉テラスの家もいよいよほぼ全ての工事を終え、今日はお施主さん、工務店さん、我々の三者が会し施主設計検査を行いました。施主設計検査とは、建物の引渡し前に工事の結果や出来上がりをチェックしていくことで、ミスや不具合があればその箇所を指摘し補修するものです。約2時間程かけて、塗装の汚れがないか、工事途中についた傷がないか等じっくりと複数の目で細かく確認していきました。幸い大きな問題はなく、お施主さんにも喜んでいただき、工務店さんとほっと胸をなでおろしました。再来週の引渡しに向けて、指摘箇所の補修をしていきます。これまでお施主さんや監督さん、関わっていただいた数多くの業者さん方と毎週現場で膨大な打合せを重ねて積み上げてきたものが、後一歩で完成に向かいます。それはとても緊張すると共に、住宅設計をしていて最も幸せを感じる瞬間かもしれません。

実は昨日、施主設計検査を前に工務店の大同工業さんの社内検査が行われていました。上役の方々や関わった全ての職人さんが一同に会してのその非常に厳しい自主検査から、大同工業さんが常に高い施工クオリティを保つことができる所以を知ることとなりました。そして今日は、たまたま本社からこちらにいらしていた大同工業の社長さんが飛び入りで現場にいらして、更なる厳しい目で各所をご確認くださり、「納まりがとても良くて、気持ちのいい空間ですね」とのお言葉をいただくことができ、またも胸をなで下ろしました。(私以上に担当の監督さんの方がなで下ろしていましたが  笑)

お施主さんのご好意により、3月下旬頃にオープンハウスを予定しております。後日改めて詳細を告知させていただきたいと思います。
180221_01_加工

デンタルクリニック リニューアル計画

昨日は山形市内で進めているデンタルクリニック リニューアル計画の初回プレゼンテーションでした。こちらは1年半前に設計させて頂いたクリニックの系列店舗で、ありがたいことに今回もお声がけを頂きました。商業施設の一角にあるクリニックで、子ども連れの患者さんも多いようです。昨日も小学生の男の子が大きな声で泣きながら治療を受けていました・・。自分も子どもの頃は同じようによく泣いていましたが、独特の緊張感と恐怖感は大人になってもなかなか変わらないものです。そんな中、「くつろぎの空間」をテーマに安心感や心地よさを少しでも感じながら過ごせるように、空間や素材を構築していきました。無事に院長先生からOKを頂き、5月中旬のオープンに向けて次のステップ入っていきます。180220_01180220_02

節目

先週は大雪の仙台・山形出張から始まり、鎌倉の現場は足場が外れ、小岩のリノベーションは見積発注、だんだんの家は実施設計最後の施主打合せと目まぐるしくも充実した一週間でした。これから始まるプロジェクト、終わりを迎えるプロジェクト、そして設計を終え監理に移行するプロジェクト。どれも大切な節目を迎えています。クライアントの想いを胸に、ひとつひとつじっくり丁寧に向き合っていきます。180129_01 180129_02 180129_03

宙吊り

鎌倉テラスの家は年明けからの仕上工事に向けて大工工事が佳境を迎えています。そんな中、階段室の吹抜け空間に巨大なFIXガラス(横1.7M×縦2.5M)が搬入されました。
IMG_0038

階段室は前面道路と反対側にあるため、ガラスをクレーンで宙吊りにして建物の上空を通過させて反対側へ輸送するという、まるでTV番組「完成!ドリームハス」が欲しがりそうな(笑)アクロバティックな搬入方法でしたが、ガラス屋さん総勢7名による息のピッタリ合った仕事で無事に設置することができました。
IMG_0067
IMG_0068
IMG_0070
IMG_0082
IMG_0102

この緊迫感、今にも松崎しげるのナレーションが聞こえてきそうです(笑)。ガラス屋さん本当にお疲れ様でした!

IMG_0098

玄関から見る。窓の向こうには川が流れていて、境界には少し背の高い樹木を植える予定です。こちらも完成が楽しみです!

とんび

171205_01

「鎌倉テラスの家」の現場裏には小高い山があります。どうやらそこには鳶の巣があるようで、愛らしい鳴声が慌ただしい現場を和ませてくれます。今日は清々しい冬空でとても気持ち良さそうに飛んでいました。さて、大工工事もいよいよ佳境に入り、完成に向けてもうひと踏ん張りです!

断熱工事

「鎌倉テラスの家」は断熱工事が着々と進んでいます。今回は吹付け発砲ウレタンを採用しました。天井も壁も隙間なくびっしり詰まってモコモコです。171031_01 171031_02

木製サッシの枠付けもサイズぴったり納まって一安心。ちなみに奥の壁に立掛けてある物が木製サッシで、今回はヘーベシ-ベというドイツ製の金物を使った断熱・気密に優れた木製サッシを採用しています。取付が楽しみです。

171031_03

無言の重圧感

171017_02

我々の事務所の図面サイズは基本A3サイズですが、情報量が多く作図密度が濃いので、どうしても文字や数値は読める範囲内で極力小さくなってしまいます。いつも現場には申し訳ないと思うのですが、案の定、年配の職人さんからは冗談交じりで「文字が細かいなぁー」といつも愚痴をこぼされます。今回の現場でも例のごとく愚痴を言われると思いきや、無言で黙々とルーペを覗きこむ棟梁。無言の重圧感が逆に堪えます・・・。
171017_03

今回のハイライトである「リビングの2面開口」下地が出来上がりました。今月末には木製サッシが入ります。

中間検査と金物検査

171002_01

昨日は「鎌倉テラスの家」の中間検査と金物検査を行いました。中間検査は民間の検査機関による工事途中の検査で、主に柱や梁をつなぐ金物が指定通りに取り付いているか、建物の配置が図面通りになっているかなどをチェックされます。また、金物検査は構造事務所と我々設計事務所および工務店の3社揃って図面通りに金物が取り付いているかをチェックします。金物は壁で隠蔽されてしまうので、塞ぐ前に念入りな検査が必要です。共に大きな指摘事項はなく、次の工程に入っていきます。
171002_02

遊んでいるわけではなく、これも検査です・・・。
171002_03

階段も無事に設置完了。(踏み板は仮のものです)

雨対策

上棟してから屋根防水ができるまでの期間は雨が大敵です。特に台風の多いこの時期は毎日天気予報とにらめっこ。雨が降る前にはしっかり養生、雨が去ったらしっかり乾燥。ひたすらこの繰り返し。

養生1

養生2

「鎌倉テラスの家」上棟式

鎌倉テラス 上棟式

昨日は「鎌倉テラスの家」の上棟式でした。一日中、雨が降ったり止んだりの気まぐれな天気でしたが、上棟式のときにはピタッと止んで、気持ちよく式を執り行うことができました。この1年3ヶ月、お施主さんと幾度と無く打合せを行ってきました。そして、一緒にじっくり積み重ねてきた想いがこうして形となって目の前に現れると、本当に感慨深い気持ちで一杯になります。これからいよいよ本格的に工事がスタートします。竣工まであと6ヶ月程ありますが、引き続きしっかりと現場監理を行って参ります。

地盤調査

地盤調査

住宅を建てる際には事前の地盤調査は欠かせません。調査方法にはもっともポピュラーなSWS試験 (スウェーデン式サウンディング 試験)や、より詳細なデータが必要なときにはボーリング調査という手法を採用しますが、どこに調査を依頼するかも重要な要素であると思っています。「地盤調査を専門に行う会社」と「地盤改良工事が専門であるが調査も行う会社」がありますが、お施主さんには出来る限り前者を勧めています(前者の方が調査費用が5万程度割高)。理由としては、地盤改良をする必要があるかないか判断が分かれる微妙な判定結果がでた場合、(ケースbyケースではありますが)概ね前者の場合は改良をしないで済む方法を客観的な立場で提案して頂くことが多く、逆に後者の場合は地盤改良を行う必要があると判断を下されることがよくあるからです。地盤改良を行うと50万~100万くらい費用が発生しますので、計画に大きく影響してきます。ただし、もちろん各社メリットデメリットがありますので、お施主さんにはその都度丁寧に説明をし、どこに依頼するかご相談させて頂いています。今回前者で行った調査も例のごとく微妙な判定結果が出てしまいましたが、なんとか地盤改良をしなくて済みそうです。

ショールーム見学

sannwa

先週末は「だんだんの家」の打合せ後に、外苑前のサンワカンパニーのショールームへお施主さんと一緒に見学してきました。こちらのショールームには初めて伺いましたが、タイルなどよく使用させていただいています。ロウコストなものからハイコストな商品まで幅広く取り扱っており、デザイン性もなかなかクオリティーの高いものが揃っています。しかし、カタログでは伝わりにくい質感や機能性は、やはり実物を見ないと分かりません。昨日もお施主さんが希望していたキッチンを拝見しましたが、どうやらイメージしていたものと違った様子。キッチンに限らず、これから長い時間を共に過ごすもの。ゆっくりじっくり吟味して、愛着の持てるものを一緒に探して行きましょう!

鎌倉テラスの家 配筋検査

IMG_0015

昨日は大雨洪水警報が発令する中、配筋検査を行いました。配筋検査はコンクリートで埋まってしまう前に配筋が図面通りに組まれているかをチェックする大事な検査です。細かい部分での指摘はありましたが、無事に次の工程に入っていきます。今回の検査は我々設計事務所と工務店さらに構造事務所の3社で行いました。その他に瑕疵担保保険の第三者機関のチェックも入ります。このような3重、4重のチェックが我々設計事務所にご依頼していただくメリットの一つであると思います。

作業は続々と

IMG_5220

昨日は構造事務所でプレカット打合せ、今日は工務店で工程会議。事務所に戻って施工図チェック。慌ただしい日々が続きますが、建て方に向けて現場以外でも作業は進んでいます。

戸建リノベーション@小岩 プレゼンテーション

ご相談を受けている江戸川区小岩の戸建リノベーション。昨日、プレゼンテーションを行いました。計画は屋外と屋内の改装ですが、まずは屋外プランの提案を行いました。お施主さんからの要望は「少し手を加えることで今の家の印象を変えたい!」ということでした。1階部分に箱型のボリューム(グレー色の部分)を挿入させ、箱の内部空間をテラススペースとして活用する、というシンプルな計画をご提案し、お施主さんには大変気に入って頂きました。来春着工を目標に計画を進めていきます。

石毛邸パース

オリーブの木

「鎌倉テラスの家」のシンボルツリーであるオリーブの木をお施主さんと造園家と一緒に横浜市内の畑へ見学してきました。大小さまざまあるオリーブの中で、庭のサイズにあった樹形の良いものを無事に見つけることができました。この冬にしっかりと根が張るように今のうちから根回しの準備に入ります。畑にはオリーブの他にも和洋さまざまな植栽がたくさんあり、炎天下とヤブ蚊に囲まれた中での見学でしたが十分に楽しむことができました。Oさん、Bさん、暑い中お疲れ様でした!IMG_000555 IMG_0008 IMG_0003 IMG_000999

だんだんの家 プレゼンテーション

半年ほど前から計画を進めている埼玉県和光市の住宅「だんだんの家」。じっくり時間をかけてヒヤリングと打合せを重ね、本日ようやくプレゼンテーションを行いました。プランはこれまでの打合せで概ねまとまっていましたが、改めて模型やイメージパースを作成し立体空間としてのイメージ提案を行いました。お施主さんには大変喜んでいただき、若干の修正はありますがこの方向で進めることとなりそうです。敷地は約35坪の旗竿地。アプローチ部分を除くと24坪ほどしかありませんが、用途地域が第一種中高層であるため、スキップフロアやロフトを設け立体的に空間を余すところなく活用し、高さを最大限生かしたプランとしました。また、旗竿地特有の通風や日当たりの悪さ、プライバシーを確保するためにコートテラスを設け、新しい都市型住宅としての提案を行いました。諸条件により工事着工まで1年ほど期間がありますが、気を緩めることなく設計を進めて参ります。

小高邸 模型 小高邸_プレゼン_メール用-8 小高邸_プレゼン_メール用10 小高邸_プレゼン_メール用-11

風をつかまえる

IMG_5131

窓の位置を検討する際に参考にしているデータがあります。建築省エネ機構が公開している気象データ。該当敷地付近の平均気温や平均風速はもちろんのこと、月別の風向きがグラフで分かりやすく記載されています。しかも起居時(7~22時)・就寝時(23~6時)の2パターンがあり、寝室の窓位置を検討する際にも便利です。自然の風をいかに上手につかまえるか。現地調査だけでなく、このような気象データもうまく使いながら設計を進めています。

「鎌倉テラスの家」地鎮祭

本日は「鎌倉テラスの家」の地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭とは、工事着手の前に行う 「安全を祈願する儀式」 のことで、
1.土地の神様や工事の守護神を祀る(まつる)こと
2.敷地(土地)の汚れを清めること
3.工事の無事進行
4.永遠の加護を祈願する
これらのことを願う儀式です。

清々しい天気の中で行われ、とても晴れやかな気持ちになりました。
いよいよ週明けから本格的に工事が始まります。

IMG_0018
IMG_0016