5年目の節目

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建築士事務所は5年に1度、事務所登録の更新をするのですが、今年で事務所を構えてちょうど5年が経つということで、先日はじめて更新をしてきました。独立してからあっという間の5年間でしたが、振り返ってみると、お施主さんを始め沢山の良い出会いに恵まれて、ここまでやってくることができました。本当に感謝しています。また、徐々にですが自分らしいデザインや仕事へのスタイルが見えてきた気がします。次の5年はさらに充実した時間となるように、ひとつひとつの仕事を丁寧に手掛けながら、また新しい出会いを大切にしながら日々精進していきたいと存じます。皆様、今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

独立と同時に生まれた息子はもう5歳。あんなに小さかった子が今ではたくさんのお友達ができ、大好きな仮面ライダーごっこやサッカーをしながら毎日伸び伸び成長しています。来年はもう小学生! 私も彼に負けないくらいもっともっと成長していかなければ・・。

伝わる図面

先日リニューアルオープンした ”へぎそば屋「わたや」” では、この仕事に就いて初めて工事期間中に一度も現場へ行くことなく竣工を迎えました。いままでは、たとえ海外であっても現場に足を運び、監督や職人さんたちと直に顔を合わせながら図面やデザイン意図を説明してきましたが、コロナの影響でそれができない状況となってしまいました。そのような状況で現場をうまく納めるには、いかに「伝える図面」を描けるかが鍵となります。図面は描かないと伝わらないですし、逆に情報を盛り込みすぎても伝わりにくくなります。物事を先回りして情報を整理し、わかりやすく(見やすく)まとめ上げる力が必要となるのです。このことは前職(リオタデザイン)在籍中に代表の関本さんから日々教えられ鍛え上げられました。それが血肉となり、いまの自分のベースになっています。

そんな当時何度も聞いた関本さんの「図面に対するこだわり」がこの度、学芸出版社から書籍化されました。退職して5年が経ちましたが、この本を読み当時関本さんから学んだことを思い出しながら、自分は間違えず進んでいるのだと確認させていただきました。設計をこれから学びたい学生さんや、初学者の方にはぜひ読んでいただきたい一冊です!

「伝わる図面の描きかた」

210325図面の描き方

 

老舗へぎそば屋「わたや」

昨年9月からリニューアルの計画を進めてきました新潟県小千谷市にある老舗へぎそば屋「わたや平沢店」がリニューアルオープン致しました。今年で創業100周年を迎えるわたやさんは地域に根付くお店として地元の方はもとより多くの観光客にも愛され続けるへぎそば屋さんです。「へぎそば」は織物の生産過程で使われる布海苔をつなぎに使ったお蕎麦で、昔から織物が盛んなこの地ならではの食べ物です。今回の計画は既存店の部分リノベーションで、物販スペースの拡張や新たな客席の設置などを行いました。地元の織物メーカーによるオリジナルの「手染め麻」、わたやの家紋である蔦をあしらえた「光琳蔦文様の江戸からかみ」「白太の杉格子」「左官壁」「織物の壁紙」「玄昌石」といった本物の素材と熟練の職人による技術を用いることで、先人への敬意と次の100年へつなぐ橋渡しとなるようなデザインを考えました。これから益々多くの方に愛され続けるお店になっていかれることを心から願っています。
お店は「越後つまりアートトリエンナーレ」が行われる十日町から車で30分程度の距離ですので、今夏開催のトリエンナーレに行かれた際には是非お立ち寄りいただけると嬉しいです。お蕎麦はもちろんのこと、わたや特製「緑のラー油」もお勧めです!

●わたやホームページ
●わたや平沢店_新潟県小千谷市平沢1-8-5

210315ベンチ席01210315ベンチ席02210315江戸からかみ
唐紙師 小泉幸雄氏(江戸からかみ伝統工芸士)による木版摺りの様子

佐藤可士和 展

国立新美術館で開催中の「佐藤可士和展」へ。展示会の規模もさることながら、クリエイティブ・ディレクター佐藤可士和さんの仕事の規模とジャンルの枠を超えた多岐に渡るプロジェクトに圧倒させられました。一見、軽やかに見える作品の裏には徹底的に考えられた緻密な計算とディティールがある上に成り立っているのだと気づかされつつも、それを感じさせない普段の生活に違和感なく溶け込むデザインのバランスには、住宅デザインにも通じるところがあると感じました。グラフィックデザインの制作の裏側をあまり目にしたことがない自分にとって、第一線で活躍しているデザイナーのそれを観ることができたことはとても貴重な機会で、十分すぎるほどの刺激を受けました。子供も多く来場していて、小3の娘は普段良く目にするロゴマークや商品が美術館で展示されていることに驚きを感じながらも、クリエイティブな世界を体験でき、彼女にとっても良い刺激となったようです。IMG_5469 IMG_5490IMG_5491IMG_5493IMG_5478

↑写真だと分かりにくいですが、「0.5度」の精度でロゴの角度を指定しています。すごい世界です。

麻グラデーション

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新潟県小千谷市で計画中のお蕎麦屋さんが来週からいよいよ着工となります。3月中旬のオープンに向けて着々と工事の準備が進んで行きます。小千谷市は古くから織物の町として知られ、特に小千谷縮という麻を絞った生地が有名です。この写真は地元の麻メーカー(IONOさん)に麻生地を手染めでグラデショーンにしていただきました。とても繊細な作業ですが、職人さんの丁寧なお仕事のおかげで綺麗に仕上げていただきました。これが最終的にどのようになるかは完成までお楽しみに。
現地では今週、雪が90センチ積もったようです。。。工事に影響がないことを祈るばかりです。

相棒

少し前の話ですが、仕事や学校でオンラインが多くなってきたので新しくノートパソコンを購入しました。導入したのはマイクロソフトのサーフェスブック3 。知人が使っているのを見て、即買いしてしまいました。2in1なのでタブレットとしても使え、専用のタッチペンで素早く書き込みができるので、オンラインでのクライアントや学生とのやり取りがとてもスムーズです。画像にも書き込みできるので、デザインのイメージ出しにも便利。もちろんマイクロソフトのアプリとの互換性が良いのでPCと携帯の連動もいい。キーボードの心地よい反発力は仕事へのモチベーションを上げてくれます。良いことづくしで、自分のワークスタイルにピッタリはまったノートPCです。サブマシンのつもりで購入しましたが、今ではすっかりメインマシンとして仕事に欠かせない相棒となっています。
210106 サーフェスブック3

謹賀新年

あけましておめでとうございます

新年といえば鏡餅ですが 鏡餅の下に飾る「譲葉(ゆずりは)」は 新しい芽がでてくるまで古い葉が落ちないことから 親から子へ代々受け継がれる願いがこめられています そしてシダの葉「裏白(うらじろ)」は 裏が白いことから 心に裏表がない清廉潔白を意味します

昨年は働き方やプライベートの時間の過ごし方など 様々なことを考え直す大きな機会となりました 今 真っ新な気持ちで原点に戻り 次の世代へ残すべきものは何かを 丁寧に考え直す時なのかもしれません

心新たに 本年もどうぞよろしくお願いいたします

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商店建築

大学生のころ、インテリアデザイン業界の情報を得るのはもっぱら月刊雑誌『商店建築』からでした。そこで最新のデザインに触れ、活躍するインテリアデザイナーを知り、たくさんの刺激を受けました。「いつか自分もこんなデザインがしたい」そんな思いを抱きながら学校の資料室の商店建築を読み漁っていました。

大学卒業後は辻村久信さんの事務所に入所し、担当させてもらったプロジェクトが初めて商店建築に掲載され自分の名前が載ったときは本当に嬉しかったことを思い出します。今でこそネットには情報が溢れ、世界中の様々なデザインを手軽に見ることができますが、この雑誌は今でも思い入れの深い身近な書籍です。

そんな商店建築2021年1月号に、デザインに携わったプロジェクトが独立して初めて掲載されました。お施主さんをはじめ、沢山の方々のご協力があり、素敵な空間が出来上がりました。全国の書店で取り扱いされていますので、是非お手に取っていただけると嬉しいです。

掲載:「himie aoyama / 南青山」ジュエリーショップ

商店建築 / 商店建築2021年1月号 (shotenkenchiku.com)

商店建築表紙

2年目のいえのこと

竣工してからちょうど2年が経った「だんだんの家」のお施主さんから嬉しいメールを頂きました。お施主さん了承の上で少しだけご紹介させていただきます。

「引き渡しからちょうど2年が経ちました。私たち家族が家に、そして家も私たち家族に馴染んできた感じがします。新築の時の真新しさも気持ちよかったし、少し傷がついてしまったりもしていますが、毎日とても心地よいです。家族それぞれに居心地の良い場所があるようで、畳スペースから自分で作った釣り糸を垂らして魚釣りをして遊んだり、ソファに寝転んで本を読んだり、ダイニングテーブルやスタディスペースやカウンターでお勉強をしたりと、それぞれの場所で気ままに過ごしています。5人全員が同じ2階にいても程よい距離感がありゆったりした気持ちで過ごせています。そしてそれぞれが思い思いに過ごしている姿をキッチンから眺めるのが私の幸せな時間です。家はもちろん、心地の良い暮らしを設計してくださって心から感謝しています。」

家づくりで1番大切なことは間取りを考えることではなく、家族でどんな時間を過ごし、どんな暮らしをしたいのかを考えることだと思っています。家づくりはいわば「これからどんな人生を過ごしていきたいのか」を考えることと同じだと思っています。人生は楽しいことばかりではありませんが、どんなときでも家族と寄り添い、家族と共に成長していける家をこれからも提案し続けていこうと、このメールをいただきその想いがますます強くなりました。Oさん、これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします!
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アルミスプーン

私の実家からほど近くにあるアルミメーカー「アカオアルミ」。

非常に質の高い多様な加工技術を有していて、一円玉の原型、鍋や弁当箱といったアルミに関するあらゆる製品を製造しているメーカーである。

地元の人向けにセールなんかもやってくれて、高品質のキッチン製品がお手頃価格で購入できるとあって、その時は長蛇の列。子供連れで行くと、くじ引きやゲームで楽しませてくれたりして近所の家族連れで賑わう。我が家も例にもれず、雪平鍋やキッチンバット、おろし金など日々お世話になっている。

そのアカオアルミに先週、小学3年生の娘が社会科見学で訪れたという。私自身も小学生の頃同じように工場見学に行ったっけ。

前置きが長くなったが、その社会科見学で娘がお土産をもらってきた。

「アイス専用スプーン」

手に持ってみるとわかるのだが、それはふわりと軽く、絶妙なカーブ面とマットな表面仕上げのお陰か、金属なのにとても優しい手触り。

【 一緒に入っていた説明書より 】
・口当たりはやわらか。
・あなたの手のぬくもりがアイスに伝わりスプーンがスッと入っていく。

後者の文句に注目してほしい。
アルミ素材の特長といえば、熱伝導率が高く(鉄の3倍)、軽く(鉄や銅の3分の1)、腐食しにくい。
他にも加工性や再生性の高さなど、優れた特長がたくさんあるのだが、特に熱の伝わりの早さを考えた時、このアイススプーンがアルミ製であることの意味が理解できる。

冷凍庫から出したばかりのアイスは固い。

木製のアイススプーンも好きなんだけど、冷えッ冷えのアイスは固くて中々うまくすくえない。このアルミスプーンで食べてみるとあら不思議、カチカチアイスにスプーンがスッと入ってストレスなく冷えッ冷えアイスにありつける。

もうお分かりだと思うが、自分の手の熱がスプーンに伝わり、スプーンに触れた部分のアイスを優しく溶かすのだ。スプーンに触れた部分しか溶けないから、アイスは冷えッ冷えのままいただけるというわけ。

つまりこの小さなアイススプーン、アルミの特長を見事に生かした中々の優れものなのだ。

私の育った東京の端っこの町が誇る、老舗のアルミメーカーのお話でした。

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日常を愉しむ

娘の部屋にポスターを設えた。

たまたま家にあった本を眺めていた娘(9才)が一目惚れしたイラストレーター、ティモ・マンッタリさんの絵。
本には、綺麗な色使いでフィンランドサウナの様子を描いた可愛らしいイラストが掲載されていた。
娘はもっとティモ・マンッタリさんの絵がみたい!と言うので、一緒に探して彼女が選んだのがこの鳥たちが描かれた「バードツリー」という作品。

こんな風に、「この作家さんが好き!」なんて目をキラキラさせて話してくれたのはsousouのテキスタイルをデザインされている脇坂克二さんを知った時以来。それではと、これまで少しシンプルすぎた彼女の部屋に彩りを添えてもらうことにした。
ランドセルの横で静かに主張する鳥達。毎日学校の準備をするたびに、なんだかわくわくしそうだね。

家で過ごす事の多いこの頃、ちょっとしたことでいつもの日々をちょっと愉しく過ごせる。それが、今日も元気にすごす力になってくれるんじゃないかな、と気づかされる。

ポスターの影響か、昨日は4才の息子が朝起きるや否や沢山の鳥の絵を描き始めた。
鳥のモチーフと言えば、事務所の玄関で出迎えてくれる赤い鳥の作者で、昨年87才で世を去ったフィンランドの偉大なガラスデザイナー、オイバ・トイッカ氏を想う。
「鳥」を感じる今日、どんな鳥に会えるかな?

ケフボラデザイン「バードツリー」by ティモ・マンッタリ201207_blog_finポスターnew

新プロジェクト

そば処、新潟県小千谷市にてお蕎麦屋さんのリニューアル計画が始まりました。来年、創業100周年を迎える老舗の名店。先週現地にてプレゼンテーションをさせて頂き、我々のデザイン提案を気に入って頂けました。来年の春先オープンに向けて着々と計画を進めていきます。

小千谷市は小千谷縮(おじやちぢみ)という織物が大変有名で、古来から織物の町として栄えてきました。今回のリニューアル計画では、その小千谷市伝統の織物を内装に取り込むことで、先人への敬意を表し、また次の100年へと繋いでいくことをコンセプトにデザインを組み立てています。

プレゼンテーションを終えた後、オーナー様と一緒に小千谷市にある織物メーカーIONOさんのショールームに見学へ。2階には当時使われていた織り機や生地サンプルなど貴重なものがたくさん展示されていて、織物の歴史を肌で感じることができました。
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迷惑メール(なりすましメール)に関するお詫びと注意喚起

迷惑メール(なりすましメール)に関するお詫びと注意喚起

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。令和2年9月17日頃から 、当社 を装った、いわゆる「なりすましメール」が不正に発信されるという事実を確認致しました。メールの送信の対象となりました皆様には多大なご迷惑をお掛けしていますことをお詫び申し上げます。また、当社からのメールで、「内容に心当たりがなく怪しいメール」や「業務に無関係なメール」を受信された場合は、ウイルス感染や不正アクセスなどの危険がありますので、添付ファイルの開封やメール本文中のURL のクリックを行わず、メールごと削除していただくようお願いいたします。

ヨシザトデザイン一級建築士事務所 代表 吉里秀則
2020年9月18日

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リサイクル素材

昨日は工業プロダクトを製造販売している企業へ、ショールームにおける新コーナーのデザイン提案を行いました。企業が普段から取り組んでいる「環境保全」や「地域社会への貢献」などを紹介するコーナーで、いまの時代性を反映させることが大きなテーマの1つでした。土に還る素材や古紙や廃プラスチックを再利用した素材などを用いて、メッセージ性のある什器提案を行い、とても気に入って頂くことができました。我々もこのようなリサイクル素材を中心としてデザインを構築していくことは初めての経験なので、これから実施に向けての展開が非常に楽しみなプロジェクトです。

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オンライン授業

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非常勤講師をしている専門学校でも6月からオンライン授業が進んでいます。事前に動画を作成したり、授業構成を再構築したりなど準備がなかなか大変ですが、オンラインならではの楽しさも感じながら進めています。いよいよ来週から対面授業が開始しますが、コロナの第2波・第3波に戦々恐々しながらも、学生達とともに乗り越えていきたいと思います。

芽吹き

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所内の植物に新芽が芽吹きました。
例年はもっと早く芽吹いていたのですが今年は遅く、もう咲かないのかな、、、と心配していたところ非常事態宣言が解除された翌日、一斉に芽吹きだしました。

偶然とは思えないこのシンクロニシティなタイミングに、昔ある人から聞いた「植物は人の気持ちに同調するんだよ」という言葉を思い出しました。解除から数日が経ち少しづつ葉を広げている姿は、まるでゆっくり日常を取り戻している私たち人間の分身の様で、同調というよりもなんだか共鳴しているかのようです。

私たちもこの植物のように1日でも早く、大きな葉を広げられるようになることを願うばかりです。

卒業審査

非常勤講師をしている専門学校で卒業制作(2年生)の審査会を行いました。今年から吉里ゼミ(商空間ゼミ)を持つこととなり、私としても非常に緊張した審査会でしたが、ゼミ生達の頑張りでみごと優秀賞(1位)と奨励賞(2位)を獲得することができました。残念ながら入賞できなかった学生についても評価が高く、ゼミ全体のレベルが非常に高かったと思います。10月から一生懸命頑張ってきた努力が実ったのではないでしょうか。これから社会に出て、いろいろな困難に出会うことと思いますが、今回やりきった自信を胸に乗り越えていってほしいと思います。本当にお疲れさまでした!20200128_0220200128_0120200128_0320200128_0420200128_05
計画地(鎌倉)の現地調査にて。

謹賀新年

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新年明けましておめでとうございます。

2020年はヨシザトデザインにとって今まで以上に飛躍の年となるよう頑張って参ります。皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

正月の帰省中、綺麗な富士山を拝むことができて、清々しい気持ちで2020年がスタートしました。

冬季休業のお知らせ

今年は本当に良いご縁に恵まれた年となりました。この出会いを大切にしながら来年も引き続き頑張っていきたいと思います。
本年はどうもありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

12/28(土)より1/5(日)まで冬期休暇とさせて頂きます。

剣持勇と天童木工

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天童木工 東京ショールームで開催されたJID主催のセミナー「剣持勇のジャパニーズ・モダン」へ行ってきました。現 剣持デザイン研究所所長の松本さんと元天童木工開発部の菅澤さんの2人によるトークイベント。主に戦後から昭和後期にかけての日本の家具・インテリアデザインの歴史と剣持氏の当時の仕事ぶりを紹介する内容でした。戦時中、軍事部品を製作していた天童木工に当時役人だった剣持氏が軍服を着てサーベル(刀)片手に部品を検品しに来ていたという驚きのエピソードも。
会場には剣持デザイン研究所のOBの方々も沢山来られていて、同窓会のような雰囲気でしたが、今なお現役でデザイン活動されている方々ばかりで、剣持氏のDNAは今の時代にも受け継がれているのだと実感することができました。(ちなみに所長の松本さんは今年で90歳!)

セミナーの前には天童木工のショールーム(設計:坂倉順三建築研究所 長大作氏が担当)の見学ツアーがあり、師匠のコルビジェを彷彿とさせるディティールが垣間見られ、こちらもDNAが受け継がれていました。
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天童木工へ行く前に東京国立近代美術館の「窓展」へ。藤本壮介氏の「House N」の原寸コンセプトモデルが美術館前に。居心地の良いベストポジションを探る。IMG_2465IMG_2461