先日、知人が担当する鉄骨造(個人住宅)の工事現場を拝見させてもらいました。鉄骨造の現場は初めてだったということもあり、現場に漂う匂いと作業音が木造と鉄骨造ではまったく異なることに少々驚きと違和感を感じました。木造は木を削り出す心地よい音と木屑の良い香りで満たされますが、鉄骨造は鉄をカットする甲高い音とその焦げた匂いが辺りに充満していました。どちらが良い悪いではないのですが、個人的にはやはり木造の現場が落ち着きます。しかし、鉄骨独特の重厚感やダイナミックな開放感は木造では作り出すことが難しいということも今回の経験で感じ取ることができました。
小屋裏(寄棟)の様子