半年ほど前から計画を進めている埼玉県和光市の住宅「だんだんの家」。じっくり時間をかけてヒヤリングと打合せを重ね、本日ようやくプレゼンテーションを行いました。プランはこれまでの打合せで概ねまとまっていましたが、改めて模型やイメージパースを作成し立体空間としてのイメージ提案を行いました。お施主さんには大変喜んでいただき、若干の修正はありますがこの方向で進めることとなりそうです。敷地は約35坪の旗竿地。アプローチ部分を除くと24坪ほどしかありませんが、用途地域が第一種中高層であるため、スキップフロアやロフトを設け立体的に空間を余すところなく活用し、高さを最大限生かしたプランとしました。また、旗竿地特有の通風や日当たりの悪さ、プライバシーを確保するためにコートテラスを設け、新しい都市型住宅としての提案を行いました。諸条件により工事着工まで1年ほど期間がありますが、気を緩めることなく設計を進めて参ります。