昨年末に竣工した埼玉県和光市にある「だんだんの家」。先週引越しを終えたとのことで久しぶりにお邪魔して来ました。すでに荷物は片付いて、家具もピッタリ納まっていました。「収納がたくさんあって、荷物がすぐに片付いたんです!」と奥様。まだまだ収納スペースがたくさん余っているので、これからもっと活用できそうですね。
それから、クライアントご夫婦から嬉しいお手紙を頂きました。とても心温まる内容で、お施主さん了承の上で少しだけご紹介させていただきます。
「家づくりは単に生活する場所を作るだけではなく、自分たちの暮らしについて改めて見つめ直し、ひとつずつ丁寧に考えていく作業でした。それは時間や手間はかかりますが、とても贅沢な時間だと思います。途中予算の関係で大きな計画の変更もあり、なかなか一筋縄ではいかないものだなあと思いましたが、今となっては全て良い思い出です。いざ完成した家の中に身を置くと、大きな空気感から細部の至るところまで吉里さんの誠実さや丁寧さ・真心が溢れていて、とても居心地が良いです。家づくりが初めてで不安も多かったけれども、ヨシザトデザインさんにお願いして良かったと心から思います。これから子ども達の成長を見守るのと同じ気持ちで、この家も自分の子どもとして家族と共に大切にメンテナンスをしながら暮らして行きます」
他にも有り余るほどの感謝の言葉を頂き、涙が出そうになりました。本当に設計者冥利につきます。この瞬間があるから住宅設計はやめられませんね。頂いたメッセージを胸に、次のプロジェクトの活力へと繋げて行きたいと思います。本当にありがとうございました。そしてこれからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。