国立新美術館で開催中の「佐藤可士和展」へ。展示会の規模もさることながら、クリエイティブ・ディレクター佐藤可士和さんの仕事の規模とジャンルの枠を超えた多岐に渡るプロジェクトに圧倒させられました。一見、軽やかに見える作品の裏には徹底的に考えられた緻密な計算とディティールがある上に成り立っているのだと気づかされつつも、それを感じさせない普段の生活に違和感なく溶け込むデザインのバランスには、住宅デザインにも通じるところがあると感じました。グラフィックデザインの制作の裏側をあまり目にしたことがない自分にとって、第一線で活躍しているデザイナーのそれを観ることができたことはとても貴重な機会で、十分すぎるほどの刺激を受けました。子供も多く来場していて、小3の娘は普段良く目にするロゴマークや商品が美術館で展示されていることに驚きを感じながらも、クリエイティブな世界を体験でき、彼女にとっても良い刺激となったようです。IMG_5469 IMG_5490IMG_5491IMG_5493IMG_5478

↑写真だと分かりにくいですが、「0.5度」の精度でロゴの角度を指定しています。すごい世界です。